昨年に続く猛暑の影響は止まることを知りません。先日ご紹介した「渋谷ロフト最新クール家電」のアクセスが物凄いことからも、暑さへ対策に関心が高いことが伺えます。
そんな熱中症対策の中でも、頭の対策が少ないことをご存知でしょうか?頭に関しては「帽子をかぶる」という選択肢しか存在しないため、通気性の悪いものは熱中症の危険があるのです。そこで驚異のクールキャップがあることを、毎週火曜日22:00〜放送の「ガイアの夜明け」にて紹介していたので、ちょっこっとまとめてご紹介!
Air Peak(エアピーク)開発企業[ビルマテル]
大手メーカーにはない独自の挑戦を開始した、東京都中央にある[ビルマテル]という会社。主力事業は屋上緑化事業、虎ノ門ヒルズや銀座三越を手掛けています。
エアピークへの、きっかけとなったものが自社開発の「熱中症対策ヘルメット」
屋上の炎天下での作業への対策から…
ヘルメットの内側を2層構造にし、穴を開けることで空気の通り道を作った。
その後、特許を取得し売り出したところ、建設現場の作業員を中心に、累計250万個を販売する大ヒットに!ここからエアピークの開発が始まる。
エアピークの構造
熱中症対策ヘルメットと構造自体は同じ。内側を2層構造にし、帽子のツバ上部に開口部を設け、外気を取り入れることで頭部の蒸れを防ぐとともに、汗による気化熱を利用し頭部を冷やす仕組み。
京都女子大学との研究では、最高気温32度で40分ウォーキングで、エアピーク着用時と、従来の帽子(キャップ)との比較実験を行うと… なんと通常の帽子より13度も温度が低下する結果が出る。
2017年エアピークを販売開始
ランニング用とゴルフ用をラインナップ。年間1万個を販売。
群馬県太田市 ぐんまこどもの国では、60人の公園管理人にエアピークを採用。
為末大さん曰く…
「歩きながら、走りながら、どうやって体を冷やすかというギアを世界中が探している。帽子の領域だと形状で攻めているものはないので、国内の選手だけじゃなく、他の国の選手が求めてくる可能性は高い」とのこと。
TEIJIN との開発「エアピーク PRO」をリリース!
TEIJINの繊維を使った新商品を開発。「ナノフロント」という、帝人フロンティアが開発した繊維。一本の糸に見えて数万本の繊維の集合体。密度が高いため熱を遮る効果が期待される。
ナノフロントを用いた新型エアピークの実験では…
なんと、従来品(エアピーク)よりも、8度も温度が低下!
プロスポーツ選手もエアピークPROを使用
駿河台大学 駅伝部の3選手が「新型エアピーク」を着用しレースに出場。普通の帽子より軽く、レース後半に暑くなってきても風が入るため涼しい。
Airpeak PRO(エアピーク プロ)販売開始
従来品のエアピークよりも…
- 4割の軽量化
- 2倍の遮熱効果
従来とほぼ同じ価格に設定し勝負をかけたエアピークプロ!
アスリートも続々と導入しているプロツールを皆さんも取り入れてみては?