ちょっと得するヒトリゴト

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家事育児を一人で抱え込まないためにすべきこと

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[ちょっと得するヒトリゴト]朝活ブロガー @036_writer のOsamu です。

 

「イクメン」と造語まで作られるようになり、家事育児へ積極的に関わる男性も増えてきたようですが、現実はまだまだ「家事、育児に興味を持たない男性」は多いようです。

私も小学生低学年と幼稚園へ通っている子を持つ父親として、男性の目線から心理を探ってみたいと思います。

 

 

男性の家事・育児関連時間の現状

総務省「平成28年社会生活基本調査」によると、6歳未満の子どもをもつ男性の家事・育児関連時間は、2011年は2006年に比べて7分増加しましたが、2016年は2011年に比べて16分増加し83分になりました。その内訳を見ると、家事17分、看護・介護1分、育児49分、買い物16分となっています。男性の家事・育児時間は増加傾向が見られるものの、行動指針における数値目標(150分/2020年まで)に対して、低水準で推移しています。

1996年以降の夫の家事・育児関連時間は増加傾向にありますが、妻と比較すると、圧倒的に短い状況です。(図表1)

引用元: 内閣府男女共同参画局

 

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夫の家事・育児関連時間を諸外国と比較すると、他の先進国よりも低い水準にとどまっています。また、妻は、他の先進国と比較すると家事・育児関連時間は長くなっています。(図表2)

引用元: 内閣府男女共同参画局

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グラフをみると一目瞭然、男性の育児関連時間は若干増えているようですが、一方女性の家事育児関連時間は全く減る様子がありません。

 先進国との比較もずば抜けて女性の負担が多いことがわかります。

 

家事や育児に興味が持てない男性の心理とは?

女性が夫に対する「家事育児に関する」不満とは?

  • 子供が泣いていても知らんぷり
  • オムツ替えもミルクもやってくれない
  • 沐浴やお風呂を手伝ってくれない
  • 食事の後片付けしてくれない
  • 掃除、洗濯なんて絶対にしない

SNSでもこのような不満は毎日のように流れています。

 

正直なところ他人様の心理なんてわかりません。

極論で申し訳ありません。。。

なので私個人的な現状と思考と過去の自分を紐解いてみます。

 

自分の親はどうだったのか?

 「子供は親の背中をみて育つ」とは言い過ぎかもしれませんが、小さな頃から蓄積される親の行動も知らず知らずに刷り込まれているのではないでしょうか。

 

私の両親を見る限り、「父親は仕事、家庭を守るのは母親の仕事」が当然だと思っていました。私の親世代は「家事育児は母親の仕事」との認識が一般的だった。その姿を見てきた世代は、同じような経験をしているのではないかと思われます。

 

今と昔…環境の違い

「男性は仕事をし、女性は家を守る」時代から、現在では女性がフルタイムで仕事をするようになり、男女格差が縮まりつつも未だに家事育児への女性比重は変わらない現状があります。

 

現在は昔に比べ「核家族化」が進み、2世代で同じ屋根の下で暮らす家庭は少ないのが現状です。私が小さな頃は、両親と両祖父母が同居していたので、家事の負担は祖母がいたことにより多少は軽減していたはずです。(嫁姑の関係も色々とあるでしょうが)

 

そしてもう一つの問題、男性の仕事(通勤を含む)の拘束時間も課題です。

拘束時間が多ければ多いほど、自宅にいる時間は減るので根本的に解決へのスタートラインにすら立てません。

 

女性が働くようになり、男性の仕事も忙しく、核家族化で頼る人が身近に居ない。この現状は子育てする上で厳しい環境なのかもしれません。

 

女性の負担を減らすには

では、どうすれば女性の家事育児に対する負担を軽減することができるのでしょうか?

 「そんなこと簡単だよ、パートナーに協力してもらえば良いだけでしょ」となれば、全て上手く纏まるのでしょうが、そうそう上手くいかないのが現実です。

 

良い意味での「手抜き」をする

 育児には、良い意味での「手抜き」は必要ですよね。現状を知らない人から見れば悪いイメージかもしれない。けど当事者にはキャパシティオーバーにならないための、とても重要なことでもあります。

 

育児中であれば、家事は後回しでもよいのではないでしょうか。

食事だって作らないで出前や宅配、買物が無理なら生協やネットスーパーを使うのも良いはずです。

 

育児疲れならベビーシッターに子供を預けて、1人になる時間だって必要な手段だと思います。育児ノイローゼやネグレクトになる可能性だってあるわけですから。

kidsline.me

 

とにかく大切なことは、心身共に健康であることだと。

 

 

育児休暇への課題

 今の世の中は、大きな企業が指標となり「働き方改革」や「育児休暇」などが実施、議論されています。大規模な企業ならばできるかもしれないが、中小企業では不可能なことが多いのも事実です。

 

私は建設関係のいわゆる「下職」と言われる仕事で、工務店や大工さんなどからの請負となり工期が決められた仕事がメインとなるので、休みが多ければ収入が確実に減る状況です。とは言え、請負った仕事は予定工期内で終わらせなければならないので、休みは二の次となる現状です。この状況で「育児休暇」は不可能ですし、同じような境遇の方は多いと考えます。

 

「育児休暇」を取れる企業にお勤めならば取るべきですよね。

それでも「育児休暇」制度が普及しない現状があります。

 

男性の育児休業取得の実情

男性の育児休業取得率は長期的には上昇傾向にあるものの、現状では2.65%(厚生労働省「平成27年度雇用均等基本調査」)にとどまっており、育児休業をはじめとする両立支援制度を利用する男性は少ない状況です。(図表1)

引用元:内閣府男女共同参画局

 

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しかし一方で、3歳未満の子どもを持つ20~40歳代の男性正社員のうち、育児休業を利用したかったが利用できなかった人の割合は3割にものぼり、実際の育児休業取得率2.65%との乖離が生じています。また、育児休業を取得しない理由として、「職場の雰囲気」によって育児休業が取得できないとする男性が多くなっています。(三菱UFJリサーチ&コンサルティング「平成27年度仕事と家庭の両立支援に関する実態把握のための調査」)(図表2、図表3)

引用元:内閣府男女共同参画局

 

 

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このように、育児休暇制度を導入したくてもできない企業、導入している企業でも利用しづらい環境という大きな壁が立ち塞がっています。

 

男性の家事育児への意識

男性は仕事に関わる時間が多く必然的に「家事育児」への関わりが少ないと思います。

 

「 仕事で疲れて帰ってきて、家事育児なんてできないよ」

このような意識をもつ男性も多いかと思います。正直、私も少なからずありましたから、その気持ち良くわかります。

 

ただ、女性(妻)も同じなんですよね。

 

「仕事」とは違うけれど、自分の時間、睡眠時間ですら取れないほど大変なんですよね。妻の頑張りを見ていたら、さすがに「自分が出来ることはやろう」と意識的に行動するようになりました。

 

ミルクを作り、飲ませてあげて、ゲップさせて、哺乳瓶洗って煮沸消毒して、オムツ替えして、沐浴してあげて、寝かし付けしてあげる。

 

これ、誰だってできますよ。難しいことなんてないですし、妻と一緒なら負担にならないですし、妻の負担も減るので、夫婦の関係だって深まりますよ!

 

それでも、やらない人もいるのでしょうね。

 

立ち会い出産がもたらしたもの

私は息子2人とも「立ち会い出産」を経験しています。

この「立ち会い出産」その後の育児に対する意識への影響力は計り知れません。

 

▽この想いを以前、noteに綴っていたので興味ある方は是非。

note.mu

 

最後に…

男性の育児への意識は、同居する家族への「思いやり」だと思うのです。子供を授かることって、当たり前じゃないんです。欲しくても授からない方も多いのですから、その奇跡と、妻への感謝や思いやりって誰でもあると思うんですよね。

でもただ「思う」だけでは伝わらないことも、育児や家事を一緒にやることが大切なんじゃないかと。

 

料理なんてできなくても、洗濯物が上手く畳めなくても良いです。私、できませんから。でも食事の後片付けやゴミ出し、洗濯物干したり、やれることだけやるだけでも妻の負担は減りますから。

 

苦手だって、出来ることからはじめてみてはいかがでしょうか。