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えっ?古着買取がセルフ式に?無人買取サービス「ここでCASH」がフランチャイズ展開へ

古着の宅配買取サービス「フクウロ」を展開するリサイクルショップ「ベクトル」が斬新な試みに打って出るテスト買取をテレ東「ガイアの夜明け」で放送していたのでシェアしてみます。その後、無人古着買取サービス&異業種店舗サービス「ここでCASH」をフランチャイズ展開すると発表され注目が集まります。

 

 

 

 

ここでCASH

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出典元: ベクトル


リサイクルショップ「ベクトル」は、買取アプリ「CASH」を運営するバンクと組み、新たな古着買取サービスをフランチャイズ展開すると発表。2019年7月23日よりフランチャイズ募集開始へ!

cashhere.vectorcorp.co.jp

 

ベクトル 会社概要

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  • 会社名: 株式会社 ベクトル
  • 所在地: 岡山県岡山市北区駅前町1-8-1 岡山新光ビル7F
  • 創業: 2003年
  • 代表者: 代表取締役 村川智博
  • 資本金: 3億1550万円
  • 従業員数: 330名
  • 事業内容: リサイクルショップ運営、ECサイト運営

 

ベクトルは、全国に57店を展開するリサイクルショップ。

2003年にベクトルを創業して以来、店舗を増やし2017年には96店まで拡大したが、2019年には57店まで縮小。フリマアプリの台頭でリサイクル業界に激震が走ったことが影響。これをキッカケにベクトルは新事業「ここでCASH」を開始することに。

 

ベクトル運営の宅配買取サービス「フクウロ」はコチラ 

 

「ここでCASH」買取テストはクリーニング店

「ここでCASH」を実際に異業種で取り入れる買取テストを行ったのは、中園ホールディングス。「ホワイト急便」で有名な全国に約7000店を展開するクリーニングチェーンです。

クリーニング店で、古着の買取は需要があると見込んだベクトルが中園ホールディングスに交渉し実現。2019年7月、ホワイト急便の店舗にて買取テストを6日間実施し件数45件、点数546点を買取。

 

古着を持ち込んだお客様のほとんどが、買取やリサイクルショップの利用をしたことのない人ばかりであり可能性を感じる一幕でもありました。

 

 

 

「ここでCASH」の買取方法とは?

バンクが運営するCASHの法人用「CASH PRO」を用いた自動査定システムをタブレット端末等で全てを完結する仕組み。

 

▼ちなみに、バンクの運営するCASHはコチラ

cash.jp

 

❶ お客様が持ち込んだ古着のブランド名と種類を選択

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 ❷ 使用状態を選択

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❸ 古着を撮影する

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❹即時買取金額が表示される

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選択した内容と商品の画像を、ベクトルのデータベースに送信し過去の査定価格と照らし合わせることで瞬時に査定価格を表示。

 

「ここでCASH」の1番の利点は、誰でもカンタンに短時間で買取を行うことができることであり、専門の買取スタッフは必要ありません。異業種媒体での活用を見込みフランチャイズ展開を開始。

 

 

 

「ここでCASH」無人のセルフ買取!導入

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2019年7月中旬には、書店の一角で「セルフ式買取サービス」の買取テストを実施。はじめての試みなので、使い方の説明のスタッフを常駐させていましたが、若い方は全て1人で行えるカンタンなセルフ買取とのこと。

 

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クリーニング店でのスタッフが行っていた作業を、お客様自身が行い、古着を専用のロッカーへ投入しスマホと連動させ査定金額を支払う仕組み。これも、新たな業態とのコラボレーション。空いたスペースを無人で有効活用できるフランチャイズとしては魅力的なものになるのでは。

 

さいごに

フリマアプリの台頭でリサイクルショップの低迷は計り知れません。ただ指をくわえてことの沈静化をまつのではなく、新しい業種と手を組むことで新たな顧客開拓に力を注ぐベクトルの今後に期待してしまいます。