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市のゴミ袋を1枚50円で買ってるけど[トンネルコンポスト方式]導入すればもろもろ解決しそうな話

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増え続けるゴミ問題。豊かになればなるほどゴミは増える傾向で、私が暮らす市ではゴミ袋が1枚50円ですよ!週に2回燃えるゴミを出すので、最低でも1ヶ月400円は燃えるゴミの袋だけのためにお金がかかるのです。

市の財政や過疎化により人口が減り続け、ゴミ処理にかかる一人当たりの負担は増えるので仕方ない問題です。

ですが、このゴミ問題を根底から覆しゴミをお金に変えちゃってる地域があるのをご存知でしょうか?今後、老朽化している焼却場はこれから説明する方式に変えれば、ゴミ問題(特に維持費、運営費)は解決するのでは?

 

 

 

 

日本に唯一「ゴミを燃やさない」ゴミ処理場

香川県三豊市にあるゴミ処理場が画期的且つ、今後のゴミ問題解決の糸口になり得るゴミ処理方法なのです。通常、ゴミ処理施設は市が建設から管理までを賄いますが、これから解説するゴミ処理施設は民設民営です。

 

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株式会社 エコマスター

バイオマス資源化センターみとよ

平成29年4月1日より、三豊市の家庭や事業所から出る燃やせるごみを発酵・乾燥させて「固形燃料」の原料 としてリサイクルする日本初の工場
「バイオマス資源化センターみとよ」の稼動が始まりました。
これまで焼却処理してきた燃やせるごみが、エネルギーに生まれ変わります。

引用元: 株式会社エコマスター

 

施設概要

施設名称 / バイオマス資源化センターみとよ
所在地 / 香川県三豊市山本町神田30番地1
敷地面積 / 約10,000㎡
建屋面積 / 約4,000㎡
稼働開始日 / 平成29年4月1日
処理方式 / トンネルコンポスト方式
処理能力 /43.3t/日
主要設備 /バイオトンネル 6m×35m×5mH:6本・バイオフィルター 約170㎡:4基

 

 トンネルコンポスト方式とは?

[バイオマス資源化センターみとよ]では、家庭や事業所などから回収したゴミを燃やさずに処理します。しかも処分ではなく固形燃料に再生されるのです。

 

  1. まず回収したゴミを細かく砕きます。
  2. 生ゴミや木材などを分解する微生物をゴミに混ぜ17日間寝かせます。
  3. 微生物が生ゴミや木材などを発酵分解。
  4. 発酵時ゴミの温度は70度まで上昇し分解できない紙やプラスチックは乾燥。
  5. 乾燥した紙やプラスチックを圧縮し固形燃料へ

 

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出典元: 株式会社エコマスター

 

圧縮した固形燃料は石炭の代替え品となり製紙会社の燃料として、3円/kgで販売。

製紙会社は石炭を購入する場合と比べコストは、1/4と製紙会社にとってもメリットとなります。

 

 

 

ゴミの悪臭さえ外へ出さない

 

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出典元: 株式会社エコマスター

 

バイオフィルターは、臭いを含んだ空気が木質チップ層を通過することにより、吸着されたり、微生物に分解されることで脱臭が行われます。木質チップの周囲には生物膜(バイオフィルム)が形成され、臭いをエサとして微生物がさかんに呼吸=酸化分解を行います。木質表面の酸化生成物は、上部からの散水により洗い流されます。この水は循環していますので、絶えず微生物による分解が行われます。

引用元: 株式会社エコマスター

 

ゴミを燃やさないので臭気の発生はおさえられません。発酵分解時には間違いなく出るであろう臭気でさえ微生物で処理するので外部環境も良好です。

 

環境への貢献

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出典元: 株式会社エコマスター

 

ゴミを燃やさないことでCO2削減に貢献。現在、二つの環境補助金を受ける

  • 平成27年度 二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(廃棄物エネルギー導入・低炭素化促進事業)
  • 平成28年度 二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(低炭素型廃棄物処理支援事業)

 

 

 

まとめ

日本で唯一の「バイオマス資源化センターみとよ」ゴミを燃やさないことによるコスト削減、CO2を排出しない、ゴミを資源エネルギーに変える。正直これならゴミ問題は解決できるのではないか?と期待してしまいます。

でも建設費が馬鹿高いのでは?と思いませんか?

実は通常のゴミ焼却場を建設するには規模もありますが約50億円かかるところ、バイオマス資源化センターは、約16億円で建設でき、しかも民設民営なので市のゴミ処理に関わる負担は大幅に削減されます。

ゴミ袋を1枚50円で購入している、私の暮らす街にも導入されたら嬉しいですが…

 

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