世界中から視察殺到のイチゴ農園が注目を集めています。
品質に拘った「ミガキイチゴ」その最高ランクは、一粒なんと1,000円!!
いったいどんな農園なのか気になるので調べてみました。
世界最先端栽培技術 [株式会社 GRA]
GRAの作る「ミガキイチゴ」の最高ランク[プラチナ]は、1粒1,000円の価値を持ち年間の出荷量は126トンにのぼります。
「ミガキイチゴ」の栽培は匠の技とIT技術の融合です。
例えば…
- 光合成に必要な二酸化炭素が不足すれば自動で放出。
- 湿度が低くなれば、自動でミスト散布
温度、湿度、日射量、CO2濃度、肥料濃度、風量、光合成光量子、培地湿度など全てをデータ管理化しコンピュータで自動調節しています。
イチゴに最適な数値はどうやって決めたのか?
ベテラン農家さんの橋元さんが顧問を務め、橋元さんの経験と勘をひとつひとつデータ化して、イチゴの成長にとって常に良い環境を作るシステムを構築。
ノウハウはオープンに
GRAはミガキイチゴ拡大を目的としているので、研修を含め農家さんへノウハウを提供するシステムが整っています。
ノウハウを提供した農家さんから出荷されるイチゴをGRAはマージンをもらい「ミガキイチゴ」として出荷しています。
GRA農園の農法が増えれば、ミガキイチゴの出荷量が増え、現在ノウハウ提供している農家さんの出荷量は、GRA単体と同じくらいの120トンになる予定。
ミガキイチゴとは?
GRAブランドの「ミガキイチゴ」は、ランク分けされ出荷されています。
- プラチナ 1000円/粒
- ゴールド 500円/粒
- シルバー 200円/粒
- レギュラー 100円/粒
ミガキイチゴは、「食べる宝石」をコンセプトとした、
複数品種のイチゴの統一ブランドです。
品種だけではない、技術、製法、品質基準による果実の違いをブランド化しました。
職人技とITを融合した最先端施設園芸により、
高品質なイチゴの安定供給を実現しています。
2013年度グッドデザイン賞を受賞しました。引用元: 株式会社 GRA
ミガキイチゴで作ったスパークリングワインも話題です。
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さいごに
自信のある自社商品を販売するために、ノウハウをオープンにすることや農家さんとの信頼関係が「ミガキイチゴ」のさらなる飛躍を期待せずにはいられません。
とかく自分の利益優先ばかり考えがちですが、苦労して積み上げてきたノウハウを積極的に提供する姿勢は素晴らしい経営方針なのだと理解できますね。