日本版「コストコ」とまで呼ばれるほど店舗数や売上を伸ばし続ける[
業務スーパー]昨年は私の住む田舎町にも出店。ボリュームのある商品が破格値で購入でき重宝しています。
業務スーパー
2000年に1号店をオープンし2018年には全国819店舗にまで拡大。
年商は、なんと 2671億円!
「一般のお客様が卸値で買える」をコンセプトに安さとボリュームを追求した販売方法でお客様のココロを掴んできました。
確立された神戸物産グループの製販一体体制を基盤に、業務スーパーでは他社にはない様々なオリジナル商品を販売しています。
また輸入品は、全国展開する業務スーパーのスケールメリットを活かして大量に輸入するため、「世界の本物」の商品をベストプライスで販売しています。引用元: 業務スーパー
安さとボリュームの秘訣はプライベートブランドにあり
業務スーパーのプライベートブランドは全商品の3割、一般的にプライベートブランドとは、その商品に関わる専門業者に委託する場合が多く、製造から流通まですべてを自社で一括管理する業務スーパーの経営方法は異色とも言えます。
国内自社工場は全部で21工場、企業買収にて工場を増やしていますが、社名は変えずにグループ企業との立ち位置で経営する。買収した会社への敬意も忘れない徹底した経営方針を貫いています。この生産体制はユニクロに匹敵する規模です。
[業務スーパー]オリジナルスイーツ 人気トップ10
業務スーパーのプライベートブランドで特に人気を集めるオリジナルスイーツ!
その人気商品を集めてみました。
第10位
白玉団子 67個入り 1kg 275円
第9位
牛乳パックデザート 杏仁豆腐 1kg 248円
第8位
牛乳パックデザート レアチーズ 1kg 275円
第7位
ぷち大福 46個 1kg 275円
第6位
リッチショコラケーキ 500g 277円
第5位
牛乳パックデザート カスタードプリン 1kg 195円
第4位
牛乳パック 水ようかん 1kg 195円
第3位
リッチチーズケーキ 500g 277円
第2位
牛乳パック コーヒーゼリー 1kg 158円
第1位
冷凍チュロス 500g 97円
大人気オリジナルスイーツ安さの理由
人気上位をしめる牛乳パックデザート、その秘訣は工場の生産ラインを二刀流にしたこと。いわゆる「1つのラインで違う商品を作る」ということです。
牛乳を作る生産ラインで曜日毎に種類の違う牛乳パックデザートを作ることにより、数億円かかる設備投資をコストをカット。なんと2週間で11種類のローテーションをこなしています。
この[ちょっと大きめのお豆腐 450g 68円]何かの形に似ていませんか?
お気づきの通り、豆腐の製造ラインの設定を変えリッチチーズケーキやリッチショコラケーキを製造しています。
他にも、白玉団子のラインの設定を変更し、チュロスのカットをしています。
アイデア通り安さの両立でヒット商品を生み出す
[Ca 鮭フレーク 160g 185円]
一般的な鮭フレークの1/3の価格を実現し、累計1,000万個を販売!
通常、廃棄される鮭の骨まで食べられるように加工することにより…
- 内容量アップ
- 廃棄コストなし
- カルシウム入りというお得感と健康志向
- 低価格での提供
無駄を省くだけではなく、顧客のメリットも考えより良い方向へ導く。アイデアを出し続ける社員さんの努力の賜物でもあります。
0.01円でも安く!
良い商品を低価格で提供するためのコストダウンやアイデアは、全て社長の厳しいチェックを通過したものだけが採用されています。商品開発スタッフはプレゼンに挑むも採用されるのは1、2割とのこと、それだけ厳選された商品が「業務スーパー」には揃っているということなのです。