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過疎化と無縁!?北海道の真ん中にある東川町は地域創生のカギとなる

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過疎化の進む北海道で唯一人口を増やし続ける町があります。ご存知ある方も多いはず、観光の町である「ニセコ町」と、逆に知らない方ばかりかも?北海道のほぼド真ん中に位置する「東川町」。

特に注目すべき「東川町」は、20年間でなんと人口20%増加させる偉業を成し遂げています。偶然ではなく、町職員のアイデアを綿密な戦略と共に実行してきた結果なのです。過疎化に悩む町でも人口増加へのカギになるかもしれません。

 

 

 

北海道東川町は他の町がやらないことをやる

北海道東川町は地域創生への努力を惜しまず、職員自ら「アイデアを出し合い、先ずは実行する」ことを積み重ね、町の活性化に繋げています。では、いったいどのようなことを行なってきたのでしょうか?

東川町立東川日本語学校を運営

 本校は、2015年10月1日に全国初の公立日本語学校として開校しました。6か月及び1年の長期コース、3か月以下の短期コースがあり、世界各国から学生が入学しています。

引用元: 東川町立東川日本語学校

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出典元: 東川町立東川日本語学校

 

民営の日本語学校が多い中、東川町は町立による日本語学校を設立。

この学校は、東川町複合交流施設内にあり東川町の文化に触れられる環境とカフェや図書館も併設され、留学生にとっても魅力的であり、町民と留学生の触れ合う機会も多く東川町で暮らす方々にとっても魅力的な施設となっています。

 

2009年7月、東川町短期日本語・日本文化研修事業として開始後、修了者数が1,000人を超え、2015年10月日本初の公立日本語学校として開校。その後も数多くの留学生を受け入れています。

 

そもそも何故こんな雪深い町に海外から留学生が集まるのか疑問に思うはずです。一番の要因は「授業料が一般的な民営日本語学校の約半額に相当」するとのこと。特にアジア圏からの留学生が多いようです。

 

この日本語学校と人口増には繋がりがないようにも感じます。確かに留学生が集まることで絶対人数は増えますが人口増にはあまり影響ないはず。ですが日本語学校運営により、そこで働く先生方の移住や定年を迎えた先生方の再雇用、そして留学生が増えることにより、以前は町に25軒ほどあった飲食店が、今では60軒にまで増加!留学生が町に溢れることで商店街が活性化し、更にそこでアルバイトとして留学生の雇用にも一役かっています。町には移住者が増え、町の商店街の売り上げは上がり、東川町の税収も増えるという好循環に。

 

 

「3方よし」ひがしかわ株主制度が凄い

 東川町では、町独自の「ひがしかわ株主制度」を随時受け付けています。とは言え、株式にはできないので「ふるさと納税」を利用しています。

開始から3万人もの方が利用し「ひがしかわ株主制度」だけで3億円も集める。

人気の秘訣はその内容にあります。

 

株主になるには?

対象となるプロジェクトの中からあなたが投資したい事業を選び、一口1,000円以上の投資をしていただければ、あなたは東川町の株主です。この制度による投資は、寄付として扱われますので寄付金税額控除の対象となります。

※地方自治体に対する寄付金の総額が2,000円を超える場合。
※株主制度では、1,000円を1株として管理し、株数は株主が東川町に対して行った社会貢献を表す数値です。
※株は社会貢献を表す単位であるため、譲渡や売買、換金などはできません。

引用元:東川町

 ▽対象となるプロジェクト詳細はこちら

town.higashikawa.hokkaido.jp

 

ポイント機能付き株主証

株主になると東川町内100店舗以上のお店等でポイントが貯まる・使えるポイント機能が加わった「HUC株主証」が発行されます。

東川町まるっとポイントが貯められ、利用できる他にはないポイント制度です。

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 「ふるさと納税」を利用しているため、返礼品を株主優待と位置づけ、寄付金の金額により優待が受けられる内容が変わります。

 

▽詳しくはこちらをご覧ください。

town.higashikawa.hokkaido.jp

 

返礼品(優待)の内容は、東川町での特典が非常に充実していること。宿泊施設に考えられないような破格の安さで泊まることができたり、スキーやスノーボードを楽しむ方ならリフト券が割引になり、東川町でのお買い物はポイントが貯まり、更には東川町の特産品を毎年受け取れるという至れり尽くせりの内容です。

 

まとめ 

かなり挑戦的な町立日本語学校の運営で町を活性化させ、独自の株主制度を設け、株主を東川町へ観光客として呼び込むことに成功し、ポイントカードを付与することで観光客の消費欲を上げ、最終的には町の活性化や移住者獲得に繋がる好循環を生み出すアイデアとそれを実行する行動力は町職員の努力の賜物ではないでしょうか。