美味しい焼きたてパン屋さんに入ると、美味しそうな多種多様なパンに目移りしてしまい「あれも食べたいし、これも食べたい、こっちのパンも捨てがたいし…」と悩んでしまいますよね?
食べたいパンを悩まずに全て買えば良いのでしょうが、お財布の中身と相談しながら選んでしまう小市民な私にとって、とても羨ましい[100円均一のパン屋さん]が話題になっています。
100円均一[京都伊三郎製パン]
九州を中心に49店舗を展開するパン屋さん。
約150種類の焼きたてパンを、すべて100円均一で販売し連日たくさんのお客様で賑わっています。
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焼きたてパンが、どんな種類でも100円で買える驚きのパン屋さんだけに、売上も好調で、売れるお店では月商1700万円という驚異的な売上を上げる店舗も存在するほどです。
なぜ美味しいパンを100円均一で販売できるのか?
京都でアウトレット家具を扱う[株式会社 のぶちゃんマン]が別事業として運営している[京都伊三郎製パン]です。
九州出店には訳がある
名前に京都と付きますが京都には1店舗しかなく、ほぼ九州の小さな街に出店しています。これはコストカットを意識した結果でもあり、売上に対し店舗の賃料は3〜5%にまで低く抑える。
地元である京都は賃料も高く、しかも京都は日本一パンを食べる地域であり勝算は見込めないと判断し、パンに馴染みの薄い九州に目をつける。売れないのでは?と考えずに、未開拓の地と捉え、現在47店舗を展開。
販売店舗は焼くだけ!
九州にある47店舗分のパンは、全て福岡工場で一括製造。
店舗では工場からきたパンを焼き販売する。これにより各店舗毎にパンの製造をしなくてよいので設備投資、人件費共に大幅コストカットに。
美味しい秘訣は冷蔵運搬
100円均一という安さだけの追求ではなく、美味しいパンの追求も考えており、一括製造でも冷凍はせず冷蔵で店舗に届ける、だから新鮮で美味しいパンを提供できるのです。
最後に
2014年、年商1.5億円から…2018年、年商15億円と10倍もの急成長をはたしています。今後は他の地域への出店を予定しているそうです。あなたの街にも[京都伊三郎製パン]が来るかもしれませんね。