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「こども六法」9月1日問題解決への糸口となるか!イジメという犯罪をなくすための本

「9月1日問題」をご存知でしょうか? 18歳以下の「自ら命を落とす」行為が一年で最も多い日が「9月1日」なのです。近年、自殺者は減少傾向にある中で、未成年の自殺者は横ばい。減る兆候がない現状の中、ある一冊の本が注目を集めています。

 

 

 

 

「こども六法」

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小難しい法律を、こどもでも解りやすく解説している「こども六法」は、著者である山𥔎聡一郎さんが実際にイジメにあっていた苦悩から、イジメにあう子供達をひとりでも多く救うべく書き上げた一冊です。

 

いじめや虐待は犯罪です。人を殴ったり蹴ったり、お金や持ち物を奪ったり、SNSにひどい悪口を書き込んだりすれば、大人であれば警察に捕まって罰を受けます。それは法律という社会のルールによって決められていることです。けれど、子どもは法律を知りません。誰か大人が気づいて助けてくれるまで、たった一人で犯罪被害に苦しんでいます。もし法律という強い味方がいることを知っていたら、もっと多くの子どもが勇気を出して助けを求めることができ、救われるかもしれません。そのためには、子ども、友だち、保護者、先生、誰でも読めて、法律とはどんなものかを知ることができる本が必要、そう考えて作ったのが本書です。小学生でも読めるように漢字にはすべてルビをふり、法律のむずかしい用語もできるだけわかりやすくして、イラスト付きで解説しています。大人でも知らないことがたくさんある法律の世界、ぜひ子どもと一緒に読んで、社会のルールについて話し合ってみてください。

引用元: 弘文堂

 

こども六法

こども六法

  • 作者: 山崎聡一郎
  • 出版社/メーカー: 弘文堂
  • 発売日: 2019/08/20
  • メディア: 単行本
  • Amazonで見る
 
 

 

「こども六法」著者 山﨑聡一郎さん

教育研究家・写真家・俳優・慶應義塾大学SFC研究所所長「山﨑 聡一郎」

小学校5〜6年生の時、手首の骨折を伴う暴力的なイジメにあい、なぜやられっぱなしで諦めないといけないのか… ずっとモヤモヤしていた。そこで私立の中学を受験しイジメからの逃れようと行動。進学した後、図書館でみつけた「六法全書」の刑法に自分がされてきたイジメは法律上いけないことだと知る。そのイジメから救い出してくれる権利が自分にはあったと知った時、この知識がイジメられていた時に知っていれば解決に至ることが出来ていたかも!との想いから「こども六法」は生まれました。

 

その一言が罪になる!

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出典元: こども六法

 

刑法 第231条 侮辱

多くの人たちの前で人を馬鹿にしたり悪口を言ったりした人は、拘留か科料とします。

※ バカ、アホなどの曖昧な言葉でも罪になることもあるんだよ。

 

ケガをさせなくても暴行になるよ!

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出典元: こども六法

 

刑法 第208条 暴行

人に乱暴な行いをしたけれども、相手にケガをさせなかった場合は、2年以下の懲役または30万以下の罰金か拘留、科料とします。

※ あたらないように石を投げつけたり水をかけたりするだけでも暴行だよ。

 

 

 

「こども六法」の役割 

「子供の逃げ道を増やし、大人の逃げ道を減らす」

イジメ問題は子供の間で起こっているが、 実は大人の問題。子供には、親・先生しか頼れる大人がいないというところを、もっと相談相手を増やすことで逃げ道を増やしてあげる、助けを求める時に根拠を持たせてあげる。子供が大人へ相談した時に「じぶんは悪くないんだ」と思わせるだけで気の持ちようが変わる。相談を受けた大人が向き合わないと、その子は救われない。色々な理由で気付けない場合もあるし、酷い大人は見て見ぬ振りをしてしまう。大人が向き合わないといけない。その子には自分しかいないんだと、ちゃんと伝える必要がある。そこに「こども六法」があることでイジメ解決の糸口が見つかるかもしれない。

 

多くの方に支持されカタチとなった「こども六法」 

この「こども六法」はクラウドファンディングにて資金を調達して完成した本なのです。

 

「イジメという犯罪を、こども六法で無くしたい」

このプロジェクトは、2018-09-03に募集を開始し、334人の支援により1,796,000円の資金を集め、2018-10-31に募集を終了しました

 目標金額1,000,000円に対し、179%もの達成率を上げ実現した「こども六法」

 

さいごに

「こども六法」は子供でも解りやすく解説している本ですが、親や先生が読むべき本なのではと。子供達を守ることができるのは大人であり、大人が法律を理解することで救える可能性が上がること、弁護士や警察への相談にも繋がること、もっともっと相談という範囲を広げていける一冊だと。ひとりで悩む子供をたくさんの人たちで救うことだって重要なことなのです。