高齢者による「ブレーキとアクセルの踏み間違い事故」が全国各地で頻発しています。私も毎日クルマを運転しているのですが正直なところ「アクセルとブレーキを踏み間違える」感覚がイマイチ理解できません。ですが実際にこれだけの事故が発生していること…いったいなにが起きているのでしょうか。
アクセルとブレーキの踏み間違い事故はなぜ起きるのか
私は普段、マニュアル車を運転しているので「アクセルとブレーキを間違えて踏み込む」ことはまず無いと考えています。現にユーロ圏ではマニュアル車が他の国に比べて普及しているので、暴走はあっても踏み間違いの事故は少ないそうです。アメリカではオートマチック車の普及により踏み間違い事故は増えている傾向にあります。
ではなぜ、アクセルとブレーキを踏み間違えてしまうのでしょうか?残念ながら、まだ解明されていません。しかも高齢者よりも若年層のほうが踏み間違いによる事故件数は多いのです。ただ死亡事故に絞ると高齢者の方が多くなります。
実際に事故を起こしてしまった当事者は「ブレーキを踏んだつもりがアクセルだった」と答えている方が多く、何かのきっかけで危険回避行動としてブレーキを踏むわけで、ブレーキを踏んでいるはずなのに進んでしまうので瞬間的にパニックに陥り、さらにクルマを止めようと踏み込んでしまい大きな事故へ繋がるパターンが多い。本人は「ブレーキを踏んでいる」という錯覚が一番の問題と推測できます。
この事故を減らすには…
- 高齢者免許証の返納
- 安全サポートカーへの乗り替え
正直なところ極論ではありますが… この2つしかないような気さえしています。ですが問題も山積み。全ての高齢者が免許返納できませんし、全てのドライバーが安全サポートカーへの乗り替えを早急にすることだってできません。
私なりに調べてみたのですが、画期的な解決方法を見つけてしまいました!
ナルセ機材[ワンペダル]は既存車に装着可能な安全装置
出典元: ナルセ機材 有限会社
このワンペダル!画期的過ぎます!正直、驚きを隠せません。なんとオートマチック車のペダルをブレーキペダルひとつにして、そのペダルにアクセルを付加してしまうというアイデアが秀悦です。
ナルセ機材 会社概要
- 会社名: ナルセ機材 有限会社
- 所在地: 熊本県玉名市岱明町野口603
- 設立: 昭和54年6月
- 資本金: 1,000万円
- 代表取締役: 鳴瀬 益幸
- 従業員: 11名
- 事業内容: 農・漁業用機器の製造・販売、自動車用駆動・制動部品の製造・販売
ワンペダル構造と概要
出典元: ナルセ機材 有限会社
ワンペダルとは事故を防ぐためにアクセルとブレーキを一体化させた世界で唯一の安全設計ペダルです。(国際特許取得済み)ワンペダルはひとつのペダルに足を置いたまま操作します。足を右に傾けるとアクセル、踏めばブレーキです。アクセルを開けたままでペダルを踏んでもクラッチが外れてアクセルは勝手に閉じ車の暴走を防ぎます。
引用元: ナルセ機材 有限会社
ワンペダルのメリット
- とっさの踏み間違いがなくなると言うか、踏み込むペダルはブレーキだけなのであり得ませんね。
- アクセルがスライド式であり、アクセルを開けたままでもペダルを踏み込むことで、アクセルはアクセルカムクラッチで解除される仕組みで暴走も防げます。
- ワンペダル(ブレーキに足が常に乗っている状態)なので、瞬時にブレーキをかけることができます。通常のクルマのように、アクセルからブレーキを踏むまでのタイムラグが発生しません。
- 既存の車に取り付けることができるため、わざわざ安全サポートカーに買い替える必要がない。コストパフォーマンスが高い。
あえてデメリットとしてあげるならば、取り付けできない車種があることでしょうか。
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さいごに
実は他にも「アクセルとブレーキの踏み間違い防止装置」を開発、製造している企業はありますが、機構としてアクセルを全開付近まで踏み込むとブレーキがかかる機械的なもので、この場合ブレーキはかかるのですがアクセルは空いたままになり暴走する可能性もあるのでは?と思い、今回はナルセ機材さんの「ワンペダル」一択でご紹介してみました。実際のところ予約待ちでいっぱいのようなので、気になる方は、まず上記のナルセ機材さんへ問い合わせてみて下さいね。