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池袋事故から学ぶ!高齢者の自動車事故を減らすためにすべきこと

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高齢者による自動車事故をニュースで目にすることが増え、最近では池袋での悲痛な事故が印象的でした。私も妻子を持つ人間として、ご主人の勇気ある会見に胸を痛めた一人でもあります。

headlines.yahoo.co.jp

この事故に対する世間の目は、加害者や加害者家族への怒りや、加害者はなぜ逮捕されないのか?上級国民だからか?…又は、被害者(被害者家族)への同情やお悔やみの声が後を絶ちません。そう思う気持ちは十分理解できますし声を上げることで何かが変わるキッカケにもなれば良いとも感じます。

今後、このような悲痛な事故が起こらないようにするためには何がどう変わっていけば良いのでしょうか。

 

 

 

高齢者による自動車事故を防ぐ対策はあるのか

「65歳になったら免許を取り上げれば良いじゃないか!」で済めば、今頃こんな事故は起きていないですよね。色々と意見はあるはずで、被害者、加害者の立場に立つと簡単には解決できない問題に直面してしまう現状が存在します。

自動車免許返納を義務化する

これは、一番手っ取り早く一番効果のある対策だと思います。ですが実施されていませんよね。都心で生活していれば自家用車の必要性は薄れます。故に自家用車を保有していない方ならば免許返納に抵抗がない場合も多いのではないでしょうか。

では、交通の便が悪い田舎で生活している方はどうでしょう?私も現在、田舎暮らしをしています。自分が仕事で使う車と、妻が子供の送迎、買い物等で使う車、わが家では2台の車を保有しています。歳をとり仕事をしなくなったとしても最低一台は必要なのです。主要道路ですらバスもなく、タクシーなんて道端で捕まえるなんでほぼ無理で、最寄り駅まで歩くとなると健康な成人でも40〜50分はかかります。とにかく車での移動が生活の中心となっている場合、免許返納の代償はとても大きいのです。

他にも障害を持っている方も唯一の移動手段が失われる代償も非常に大きいことなのです。

国はその代償を肩代わりできる術を持ち合わせていないため、免許返納義務化に踏み出せないのでしょう。

 

ただ免許返納率を上げる対策は可能で、返納してくれた方への補助金や交通機関のチケットなど手厚いサービスを提供するなど、地域格差の問題はありますが現状での対策として重要な位置づけなのではと考えます。他にもデイサービスの延長として移動や買い物等のサポートを行う民間企業を増やす必要性も感じます。

 

安全サポート機能付き自動車の普及率を上げる

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近年、安全サポート機能付き自動車が主流となりつつあります。

極論になりますが、高齢者全員が安全サポート機能付き自動車に乗っていれば防げる事故は格段に増すはずです。ニュースで良く見聞きする高齢者の起こす事故といえば「ブレーキとアクセルを間違えた」ですよね。踏み間違いによる事故は安全サポート機能付き自動車であれば防ぐことができます。 

今後「アクセルとブレーキの踏み間違い」による事故は緩やかに減少するはずです。それは自動車の買い替えサイクルと比例するからです。

 

安全サポート機能自動車への補助金制度

群馬県大泉町では「先進安全自動車」の購入の補助金制度を実施。

※ 2019年4月現在「先進安全自動車購入補助費制度」は実施されておらず、「ドライブレコーダー設置補助費制度」のみ実施中。

www.town.oizumi.gunma.jp

  • 65歳以上の高齢者
  • 運転免許を取得し1年未満の町民
  • 対象となる自動車は、衝突被害軽減ブレーキとペダル踏み間違い時加速抑制装置の二つを備え、さらに車線逸脱警報装置か車線維持支援制御装置、ふらつき注意喚起装置の三つのうちいずれかを装備していなければならない。

この条件を満たしている場合に限り、普通車、小型車に5万円、軽自動車に2万5千円を補助金を出す。ちなみに初心者を含めた補助金制度は全国初。

 

自動車の買い替え時に補助金制度を導入する考えは、確かに普及を考慮すると論理的ではあるのですが、政府は環境に優しい車(エコカー)への減税に重きを置いている状態です。

 

サポカー減税や補助金に積極的にならない理由

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安全サポート機能とは自動車メーカー各社とも「自動運転」への布石との位置づけであり、安全サポート機能自体にもメーカー毎に仕様のバラツキがある状態です。

しかも価格面にも課題があります。マツダでは全車種、安全サポート機能を標準装備としている一方、他のメーカーでは、オプション装備であったり、グレードによっては標準装備であったりと、マチマチな状況が問題視されているはずです。

 

メリットとデメリットは表裏一体

「ブレーキとアクセルの踏み間違い」による事故、これ昔では考えられない事故なんですよね。オートマチックトランスミッションが普及したことで起きる事故なのです。昔はマニュアルトランスミッションだったのでアクセルとブレーキを踏み間違えたとしてもクラッチを無意識に切るかエンスト起こして急発進できないはずなのです。便利になればなるほど、違った形で不便さが出てくるのは世の常で、このデメリットが事故に繋がるのは辛いところでもあります。

 

 

 まとめ

現状として、今すぐに解決しなければならないことは、誰しも感じていることでしょう。人の命に関わることですから。とはいえ、法律は簡単に変えることができないのも事実です。免許返納はそこに関わる家族の協力が必要で、自動車メーカー各社は安全な車作りにより、死亡事故は年々減少傾向にあります。高齢者の自動車免許更新の際、認知症検査が加わりシュミレーターや構内路上講習などの義務化によるフィルタリングも少しずつ効果を見せているはずです。

悲惨な事故が起きるたびに、ネット上では無責任とも取れる批判をしている人が増えているように感じます。批判だけでは何も生まれない。改善するためには「どうすれば良いのか?」が被害者、加害者を救う術であり、今後、同じような被害者、加害者を出さないためにも個人、個人でできることを実践すべきだと感じてなりません。

 

今、高齢者としてできることとは?

  • 免許返納
  • 安全サポート機能付き自動車への乗り換え

正直、今できる選択で自らの命、周りの命を守る最善の策だと感じています。