本の売れない時代に異例のヒットを記録している「メモの魔力」、仮想ライブ空間「SHOWROOM」を運営する「前田裕二」さんをご存知でしょうか?
最近では、多くの男性に衝撃を与えた熱愛報道でも話題になっていたあの人です。
イケメンであり、若くして成功を収める華やかなイメージがありますが、その裏では数多くの経験、行動を積み重ねてきたからこそ今がある努力家です。
「メモの魔力」は幼少期の経験から
正直、前田裕二さんの幼少期は壮絶です。3歳で父親を亡くし8歳で母親を亡くし、10歳離れた兄とたった2人の家族となる。お兄さんへ迷惑ばかりかけてきたことを反省し、これからは兄が喜んでもらえるように行動しようと決意し、勉強にもチカラを入れるように…この頃からメモやノートを綺麗にまとめるチカラか付くようになる。
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メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)
- 作者: 前田裕二
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2018/12/24
- メディア: 単行本
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疑問を持つこと、考えることの重要性
なんと小学6年生にして、自分の学費を稼ぐ為にアルバイトを探すも小学生を受け入れてくれる場はなく、譲り受けた中古のギターで弾き語りを始めることに。
最初はオリジナル曲を歌ってみたが反応は全くなし、通り過ぎる人が40、50代の女性が多いことに気づくと、早速カバー「松田聖子」の曲を採用し、これがバッチリはまることに!
本人曰く、オリジナル曲の方が人が集まると思っていたようで…これが失敗に終わり、何故ダメなのか考え、小学生ながら稼ぐためのマーケティング能力を磨いていたようにも感じます。
この弾き語りで最高月に15万円も稼いだことがあるとか。
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アルバイトひとつとっても時給の違いにすら疑問を持ち「時給800円と時給3000円では何が違うのか?」を考えるようになる。
「時給が高い仕事は、お客様から貰うお金が高額だからか」と、常に小さなことでも疑問を持ち自分なりに答えを導き出すチカラをつける。
メモの活用は怠らない
メモ帳、スマホも活用し、見開き左のページには現実に起きたことをまとめ、右のページには、左で起きたことを抽象化し自分への転用できることを記入する。この左側のページが重要で、常にアイデアへの転用を考えるようになる。
このメモ自体は記録用で、自分の頭の中は転用するために使い、過去のアイデアは敢えてメモに残すことで脳内のメモリーを残す工夫があるそうです。
小さな頃からの習慣が今現在もバージョンアップしながら継続し、そこから溢れ出るアイデアを現実のものとして世に送り出す努力を怠らない姿勢、見習いたいものです。
スナックが原点「SHOWROOM」
「ショールーム」とは、有名人やアイドルなどのライブ配信を誰でも無料で観ることのできるライブ配信アプリです。もちろん誰でも直ぐにライブ配信する側にもなれます。
仮想ライブ空間「ショールーム」の代表取締役社長を務める前田裕二さん曰く、ショールームの原点はスナックにあるといいます。
昔からのイメージで「お店の重い扉を開き中に入ると、常連さんで賑わい一見さんには冷たい視線が向けられる…暫く通うようになると周りの常連さんとも仲良くなる」こんな空間をネットの中に作りたく始めたのが「ショールーム」。
私はアバターでタネ投げている立場ですが、この感じわからなくもないですね。
気になる配信者の視聴者として参加すると、会場には視聴者として参加しているアバターで溢れています。配信中は視聴者もコメントできるので配信者だけではなく、視聴者同士の会話も成り立ちます。知らず知らずのうちに仲間ができる楽しみもプラスされ、これぞ「スナック」なんだなぁと納得してしまいます。