お子さんの英語教育に興味があるご両親、きっと多いと思います。私もひとりの親として「子供には最低限の英語を話せるようになって欲しい」との希望があるからです。とは言え、もともとお金持ちでも高所得者でもないので、我が子をアメリカンスクールに入れようなんて夢のまた夢なんですよね。
最近では「親ガチャ」なるワードが賑わいを見せていますが、我が子にとって私は「ハズレ」なのかもしれません。それぞれの家庭の事情もありますよね。そこで我が家は「ECCジュニア」を選択し、かれこれ8年間通い続けています。入学から現在の子供の様子まで書いてみたいと思います。
英語が必要だと痛切に感じる時期があった
私は高校生の時期に、自宅近くの英数塾に通っていましたが、その成果はあまり生かせず[英検3級]取得がやっとでした。
高校卒業後、就職し英語とは無縁の生活を送っていたのですが、とある雑誌に特集されていたアメリカの「ファイヤーキング」というビンテージ食器に一目惚れ!戦後の古き良きアメリカを象徴するミルクガラス食器に心を奪われてしまいました。
一目惚れすれば欲しくなるのは当然で、まずはヤフオクで購入。ビンテージ品のため希少価値があり、結構というか、かなり高価で…人気のあるマグカップだと、ひとつ数万円!!!
▼ファイヤーキングジャパン公式サイト(ビンテージ品は扱っておりません)
欲しいものが多ければ、より安くより良いものを手に入れたくなるのが人間というもの。その後は現地アメリカから調達するため「ebay」という世界最大級のオークションサイトに挑戦しました。
しかし!サイトは全て英語、相手はアメリカ人、取引の連絡も当然英語なのです。やっとの思いで購入に至り、届いた商品が違うものだったり、破損していたりは日常茶飯事、その後の出品者とのやりとりに莫大な時間を費やし、結果ワケワカメになり泣き寝入りするという最悪のパターンに何度悔やんだことか……。
この時、痛切に思いましたよ。英語ができたらって…
その後も独自で試行錯誤しながら「ファイヤーキング」を専門に扱うネットショップを運営するまでになりましたが、やはり壁は英語であり、英語が得意ならばショップの利益もかなり違ったなと思うのであります(泣)
話が脱線してしまいましたが「英語」が身に付いていれば、プライベートも仕事もかなり幅が拡がることを体感、自分の子供には英語を学ばせようと決意した瞬間でもありました。
幼少期の英語教育にも色々ある
私の住む地域は田舎なので、都心と違い教育施設が少ないため選択の自由度が低くなります。
都心に住み、お金持ちならば、迷わず「インターナショナルスクール」に入れていたのでしょうが、田舎暮らしで質素な生活を送る身としては選択枠が狭まるのも当然なのだと思います。
一般的には英会話教室や、通信制の教材などに絞られるのかなぁと。
▼幼少教育で注目度の高い七田式教育法
ウチの場合は、先生と対面で教えてもらえる環境を重視したので通信制は候補になく、インターナショナルスクールなんて田舎には存在すらしないので選択肢が非常に狭くなり、あっと言う間にECCジュニアに決定!
ECCジュニアは自宅からの距離で選ばず「先生」で選ぶべき
ウチの子は、3歳から「ECCジュニア」へ通わせていますが、ECCジュニアに決定した理由として、素晴らしい先生に出会えたことが最大の理由でした。
ECCジュニア 英会話教室〔幼児・小学生・中学生の子供英会話教室〕
田舎という土地柄、英会話教室なども少なく、近い将来を見据え小学校の下校時間から逆算して車での送り迎えを考慮しましたが、なかなか良い先生に出会えませんでした。
普通なら、ここで妥協して教室を決めるところですが、もう少し範囲を広げ教室を数件訪問(体験入学)すると、明らかに生徒数の多い教室があり、素人の私達でもわかるくらい先生の英語スキルや子供達に対する姿勢、教育に対する自信もしっかり伝わってきたため自宅や学校からは、ちょっと遠くなりましたが決めました。
ECCジュニアは年齢別に全国一律のカリキュラムなので、どこでも良さそうな感じですが、カリキュラムが同じでも教えていただける先生でかなり違いが出ると感じます。
その決定打として、同じ教室の生徒さんが自宅が遠く、親御さんが送り迎えが大変なので近くの教室に転入することになったのですが、数ヶ月後、また同じ教室に出戻りしてきたのです。他の教室を体験することで、今までの教室(先生)の偉大さが身に染みて理解できたそうです。
小学校入学前は親の付き添いあり
ウチの子は小学校入学前にECCジュニアに入りました。授業は私たち親も見学することが可能で、驚いたことに、初っ端から授業中に先生は日本語を喋りません。
もちろん、授業内容以外のことは日本語で会話しますが、授業中はほぼ英語で対応するんです。何もわからない我が子に対し、全て英語で話しかけているのですが、言葉の抑揚や表情、身振り手振りで言葉の意味を教えている感覚がウチの子にも伝わっているようで初日から興味深々で楽しい授業だった印象が強く残っています。
英語を話す習慣を作る秘訣は家庭にあり
ECCジュニアに通い単語や文法を耳や目で覚え、英語を喋り、書くことができるようになりましたが、やはり普段は日本語なので外国の方と会話できるレベルには到底届きません。
では自然と英語を口にするにはどうすれば良いでしょうか?
参考までに教室の先生に聞くと…
お子さんの発音はネイティヴの発音なので、ご家庭で親御さんは「自分の悪い発音が子供の発音に影響する」と思い、ご家庭で英語を話さないのでは?と思います。もちろん英語で会話することは良いことですが、英語の経験がない親御さんが自宅で教えてしまうと、どうしてもお子さんの発音に悪い影響がでてしまうので、ご家庭では教材のCDを聴かせてあげて下さい。
当然と言えば当然ですが、英語に触れる時間を増やすことが何よりも大切とのことです。
年に一度の発表会で成長する子供達
小学生になると、年に一度、英語スピーチの発表会があります。参加者は小学生1年生から6年生まで、その教室に通う全ての小学生が大勢の生徒さん、親御さんの前で、ひとりひとり英語だけでスピーチを行います。途中、学年ごとの出し物(英語による歌や劇など)を挟みながら進みます。*他の教室の状況は分かりかねます。
この発表会で自信がつき、小学校でも進んで手を挙げクラスの進行役などを積極的に行うようになりました。
成績や語学力がアップすると自信に繋がる
高学年になればなるほど難しくなり、別のカリキュラムも入ってくるので時間も長くなり本人が楽しめない状況にもなってしまうのですが、成績が良ければ本人のモチベーションも上がりますし、何よりも近年、小学校からの英語教育が始まり、小学校の通知表には担任の先生から…
授業中に自分の考えを発表しようと何度も挙手し仲間が解るまで説明をする姿に成長を感じます。特に外国語科の学習では、素晴らしい発音でALTの先生と会話ができ、クラスの仲間の憧れです。
このような評価が本人の自信に繋がることが、ハッキリとわかりました。
さいごに
3歳から始め11歳になり、本人いわく「幼稚園の頃は楽しくてしょうがなかった!」らしく最近では先生が厳しくなってきたようで、かなり落ち込む日も多く、行きたくないモード全開ですが、学校での仲間や先生の評価が「英語を続けていて良かった」と感じているようです。人前で自信を持って発表することが得意な我が子を見て英語だけではない成長をひしひしと感じております。