吸引力のダイソン、最軽量のシャープ、次世代タイプのバルミューダなど、高性能な掃除機は話題になりますが、同じクリーナーである「ほうき」は、なかなか話題になりません。家電とは違うしシンプルな構造であるため差別化できないことや、ほうき自体を使う人が少ないという現状があるのかと。需要の先細りが鮮明な「ほうき」ですが、今、俄然注目を集める「ほうき」があることをご存知でしょうか?これから一般販売されるスグレモノなのでシェアします。
究極のほうき ONE STROKE(ワンストローク)
ワンストロークは、一言でいうと「チリ、ホコリ、髪の毛などのあらゆるゴミを"ひと拭き"で掃除できる」スグレモノ。同じ場所を何度もはく必要がなく、掃除機と同等、それ以上の性能を持つ究極のほうきです。
クラウドファンディング「Makuake」で先行販売したところ6,400人を超える人々から総額4,300万円以上も集めるほど注目されています。
ワンストローク製造会社概要
- 会社名: 株式会社 コーワ
- 所在地: 愛知県あま市西今宿平割一22番地
- 代表者: 服部 直希
- 創業: 1935年(昭和10年)4月
- 資本金: 5,000万円(2021年4月1日現在)
- 従業員数: 190名(2021年4月1日現在)
- 事業内容: 生活家電クリーン事業・産業機器クリーン事業・化粧品事業
偶然的ではなく必然的に生まれたワンストローク
株式会社コーワのメイン事業は、ゴミを吸い取る掃除機のヘッドの開発、製造。様々なタイプのヘッドを作り各メーカーに納めているだけあり、掃除機ブラシの技術ノウハウは業界トップクラス。そのノウハウを「ほうき」に詰め込み誕生したワンストローク!注目されないわけがないですね。
一拭きでもゴミを残さないブラシ構造
「ほうき」なのに掃除機と同等、又はそれ以上の性能を持つワンストロークは、なんと5層構造で構成されています。フローリング(床)の掃除を例にとると…
❶ 1層目と2層目ブラシ
太さ0.15mmの超極細ブラシが、フローリングの隙間のゴミを掻き出します。
❷ 3層目ブラシ
太さ0.12mmのブラシがミクロなゴミをキャッチ。
❸ 4層目ブラシ
太さ0.3mmの太いブラシでらこびり付いたゴミをかき取る。
❹ 5層目ブラシ
シリコンゴム製ブレードで拭き取るように仕上げる。
🅿︎oint
太さ、硬さの違うブラシの組み合わせで、大きさの違うゴミを確実にキャッチ!するため「一拭き」でゴミを残すことなく掃除できるスグレモノです。ちなみに、ほうきを反対方向に掃くことで絨毯などのペットの毛や髪の毛などがシリコンブレードの摩擦で引っかかりよく取れます。
ワンストロークは何処で買えるの?
Makuakeによるプロジェクト企画が終了し、一般販売が開始されました。現在、tanQest公式サイト、楽天市場(tanQest公式ショップ)、Amazon(tanQest公式ショップ)にて注文を受け付けています。商品の発送は2021年8月末となるようです。
メディア露出が増えているため、品薄になる可能性も高く早めの注文がマストかもしれません。
さいごに
掃除機のパーツを専門に作る会社がオリジナルの「高性能ほうき」を作るという興味と話題がユーザーのココロを掴みMakuakeでの成功と、一般販売でのメディア注目度の高まりへ繋がっているのではないでしょうか。