朝活ブロガー( @036_writer )Osamuです。
連日、話題の尽きない「バイトテロ」…
最近では、バイトテロから「客テロ」にまで発展しています。
バイトテロは何故起きるのか
バイトテロは、飲食店などのアルバイトによる「不適切動画投稿」なのですが、ちょっと不思議に感じませんか?
不適切動画投稿した人は、その行為が不特定多数の人々に観られることで炎上、批判され、個人が特定される可能性や勤務先から解雇、損害賠償請求もありえる。実際に解雇され損害賠償請求された例もあるのに、なぜ「不適切動画」をSNSに投稿してしまうのでしょうか?
私は、これが不思議でしょうがなかったので調べてみました。
バイトテロは身内の悪ふざけのつもり
SNSへの意識の低さが原因と言われています。
SNSでの身内との冗談(悪ふざけ)のつもりでアップした動画が拡散され、一気に広まり炎上へ発展しているようです。
SNSで公開することにより、世界中の不特定多数に公開している意識がないのです。
いくら悪ふざけだったとしても、やってはいけない事を理解しなければなりません。
SNSの拡散力が伴う危険性
不適切動画を投稿する要因は、「自己表現欲求」と「承認欲求」が占めていて、自分が注目されている快感を得る手っ取り早い方法なのです。
特にSNS上では、悪意があるものほど拡散され易く、エコーチェンバー現象により、その投稿は爆発的に拡散されてしまいます。
SNSは発信源よりも拡散する過程が危険
SNSでの不適切動画投稿も当然問題なのですが、それ以上に拡散する人々の曖昧で無責任な行動が深刻です。
先日「客テロ」としてあげられた焼肉屋での不適切動画が拡散され、その店舗が何の根拠もないのにも関わらず「スタミナ太郎」だと風評被害に遭うことに。
海外でも問題になっており、イギリスでは無実の人がSNSで犯人扱いされ、火をつけられるまでに発展。
拡散とは自分で発言したものではないため真意すら不透明でも、その投稿を目にした瞬間の感情だけに流され拡散する…この無責任な繰り返しが悲劇を呼んでしまうのです。
知らず識らずのうちに、あなたも犯罪に加担しているかもしれません。
SNSはリアルコミュニティの欠如が問題
ネットやSNSの発展により、リアルコミュニティの必要性が薄れてしまい、これもまた社会問題化しています。
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この孤独なボーリングもリアルコミュニティ崩壊にせまる関心の高い内容でベストセラーとなった一冊です。
とは言え、SNSは良い影響力もある訳で、「悪ふざけ」よりも「良いふざけ」になる事を望みます。
命を奪うことも、命を救うことも、投稿者や拡散する人々の行動で決まります。
ならば一人でも多くの命を救えるSNSであって欲しいですね。