広島県アンテナショップで即、売り切れとなる大福があります。なんと一日で600個も販売する「はっさく大福」一度食べたら病みつきに!リピーター続出でアンテナショップ開店当初から売上ナンバーワンの商品である「はっさく大福」について調べてみました。
※はっさく大福は期間限定のため10月より販売開始となります。
はっさく大福の製造販売[はっさく屋]
出典元: はっさく屋
広島県尾道市、因島大橋の麓にある「はっさく屋」、ここで「はっさく大福」を製造販売しています。
サイクリングの聖地でもある、しまなみ街道を走るサイクリストで、知らない人はいないというほど知名度の高い「はっさく屋」サイクリング休憩時には、必ず「はっさく屋」で、はっさく大福を食べることが定番となっているとのこと。
サイクリストのお客さんが多いので、お店側もサイクリストを迎える準備は万端です。
店内無料サービスが充実
- サイクルスタンドを設置
- コーヒーの無料サービス
- 水の無料サービス
店内では大福を楽しみながら、コーヒーが無料で頂けて、サイクリング用の水筒などへの給水も無料でできるのです。
「はっさく屋」会社概要
- 商号: 株式会社 はっさく屋
- 所在地: 広島県尾道市因島大浜町246-1
- 代表者: 柏原 伸亮
- 開業: 2005年
- 従業員数: 10名
- 営業時間: 8:00〜17:00
- 定休日: 月曜日、火曜日
はっさく大福は手作りだった!
出典元: はっさく屋
はっさく屋は製造工場も兼ねており、作業スペースはなんと12畳!
このスペースで7人の従業員が作業しています。
柏原社長は、あえて「手作り」にこだわります。
- はっさくの皮を剥く
- 皮を剥いた、はっさくを餡で包む
- その餡をお餅で包む
作業自体は簡単そうですが、めちゃくちゃ大変です。はっさくの皮は硬く剥きにくいですし、はっさくの果実も大きな状態で入れるため、餡やお餅で包む作業も大変です。
この作業で1日に作る数は1000個。常に忙しいため社長が自宅に帰ることは少ないようで、1年のうち300日は工場で寝ているとのこと。
はっさくは大福用に熟成させる
はっさく大福で使う「はっさく」は、 因島産7割、残り3割が生口島、大三島産のものを使用。収穫してから、はっさくを2ヶ月間貯蔵し熟成させることで、酸味が減り苦味が増し、アンの甘みと調和しやすくなるように熟成。
餡は毎晩、その日の気候の変化合わせ調合する
アンは、甘さ控えめな白餡。毎晩、その日の気候や温度、湿度などを見ながら調合し手作りしています。
こだわりの石臼で作る「みかん餅」
お餅も石臼を使い餅米からつくり、ミカンの皮を入れることで、色合いと風味をつけています。
「はっさく大福」誕生秘話
現在の社長である柏原さんは、元々、保険外交員。巡り合わせなのか、はっさく屋を引き継ぐことになる。
今から 36年前、因島大橋開通に伴い、はっさくを使った島の特産品を作った。
柏原社長は、保険外交員の経験で、はっさく大福を置いてもらうため、各地に飛び込み営業!はっさく大福を無料で提供し、食べた人達の口コミで広がっていく。
大福なのに、はっさくのジューシー感と、はっさく自体のボリュームや苦味がポイントで餡とのバランスがバツグン。甘さ控えめでクセになる味と食感がリピーター続出となる。
さいごに
ヒットする食品の基本は「美味しい」と「クセになる」こと。一度食べたら、また食べたくなる「はっさく大福」は今後も品切れ間違いなしの商品であり続けることでしょう。
ネット上では「はっさく大福」の類似品が出回っていますが、本家は「はっさく屋」さん!キャラクターである「さくみちゃん」が目印です。
▼はっさく屋さん通販も承っていますよ!