「新しい洋服を買おう!」と、実際に購入する洋服の「決め手」って何でしょうか?
ファストファッションである UNIQLO、GUなどを利用する方、自分の好きなブランドに絞って購入する方など、服の選び方には様々な理由や目的がありますよね。
単なる衣料品としてだけではなく、価格や機能性、そしてデザインやブランドという個性を表すアイテムとして幅広い選択ができるのもファッションの魅力なのかもしれません。
そんなファッションの世界では、トレンドの移り変わりにより、常に新しいモノが求められます。表向きは華やかな一方で、衣料品の売れ残りは市場全体の約半分もあると言われています。その売れ残った衣料品を安売りできないブランドのジレンマを解消する画期的な新サービスが始まっています。
ブランド再販の革命児"Rename(リネーム)"
出典元: 株式会社FINE
企業にとって無視できないブランドイメージ。特にファッション系ブランドは特に重要視しなければなりません。刻々と変化するトレンドにより新しいモノを売り易い環境である反面、商品自体の需要寿命が短く、売れ残りというデメリットが存在します。その売れ残りは、安売りすれば売れ残りは減るはずなのですが… そこにはブランドイメージという壁が!そのイメージを守るべく処分されている服も少なくないそうです。
その売れ残りを適正価格で再販することを可能とした「Rename」、メーカーもユーザーも"Win Win"な関係であり、Renameがなければ捨てられていたであろう衣料品も救われる仕組みが、有名ブランドやファッションに敏感なユーザーからも注目を集めています。
株式会社FINE 会社概要
- 所在地: 愛知県名古屋市千種区今池1-5-10 千種KIビル1F
- 代表者: 代表取締役 加藤ゆかり
- 設立: 2008年4月
- 資本金: 2000万円
- 事業内容: アパレルや服飾雑貨、その他関連商品の買取、販売
▼Rename公式はコチラから
「 Rename」の仕組みとは?
出典元: 株式会社FINE
有名ブランドで売れ残ってしまった新品の服を買取り、タグを付け替え、自社ブランド(Rename)化して再販売しています。
ブランド品のタグを変えて販売するなんて、アパレルメーカーに怒られそうですよね?メーカーに内緒で販売していたらクレームものですが、FINEは各アパレルメーカーと再販に関する決め事を守り販売しています。
- アパレルメーカー側は、売れ残った服を安売りして完売したいが「ブランドイメージ」を落とすため安売りができずに処分されてしまう服が存在する。
- その処分されてしまう新品の服を、FINEがまとめて格安で買い取る。
- FINEはブランドと認識できる「ブランドタグ」や「洗濯表示タグ」を Rename オリジナルタグに全て付け替える。
- Renameブランドとしてリーズナブルな価格で再販売。
以上がFINEの仕入れから再販売までの流れとなります。
タグを付け替える意味
リネームが1番重要視していることこそが「タグの付け替え」です。元のブランドイメージに影響を与えずに、お得に新品の服を販売できるメリットがあるからです。
[アパレルメーカー側]
売れ残った服は処分ではなくお金にしたいが、安売りはブランドイメージの低下に直結するため安売りせずに処分しているが、タグの付け替えを条件に、ファインへ服を安く売ることでブランドイメージを落とすことなく、売れ残りの服をお金に変えることができる。
[FINE側]
タグを付け替えることで、「ブランド名は教えないけど、良い服を格安で購入できますよ!」とユーザーへアピールできる。
実際どのくらいお得なの?
例えば…
- 有名ブランド Tシャツ 希望小売価格20000円 → 7000円に!
- 有名ブランド ダウンコート希望小売価格70000円 → 24000円に!
元々は有名ブランド品だったものが、タグの付け替えだけで半額以下で新品の服が購入できると話題となり、わずか2年で 30万着がほぼ完売!
賢い人は"Rename"通
Renameで販売している服が元々どこのブランド服なのかわかる方もいるのかなぁと。この場合、今まで絶対に安売りされない服が30%〜80%も割安で購入できるのならお得ですよね。唯一の違いはタグのみ(これが嫌ならダメですが…)
▼Rename公式オンラインストアはコチラ
楽天、amazon、Yahoo!ショッピング(ZOZO TOWN)などのメジャーECショップでも"Rename"を多数取り扱っているので、各ECショップのポイントなどを利用して賢くさらにお得に手に入れたいものです。
タグの管理は厳密
外したブランドタグや洗濯表示タグは、全てアパレルメーカー側に返却。たった一枚でもタグの数が合わない場合、その服は販売できない契約となっているためタグ管理を徹底しています。アパレルメーカーとの信頼関係を築き、ユーザーのニーズに応えている"Rename"は年々、取り扱うブランド数を増やしています。あなたの欲しい服もリネームにあるかもしれません。
Rename X(リネームクロス)誕生
リネームがはじめたアップサイクル「リネームクロス」。
余ってしまい、捨てられてしまう生地でつくった服です。着ることが、何かにつながる。そんな理由で選ぶ服。
アパレルは製品在庫だけでなく、製品になる前の生地在庫も大きな課題になっています。残ってしまった生地の多くは廃棄処分されています。リネーム クロスは、そうした生地在庫を工場のアイドルタイム(稼働率が低い時期)を活用して製品化しています。
リネームが、余ったcloth(生地)を活用し、つくる人と着る人をcross(交差させる)させる。未利用資源をもう一度社会につなげます。
引用元: Rename
リネームの存在意義を再確認できるアップサイクル事業を開始。リユースやリサイクルとは違い本来廃棄される生地を使いリネームオリジナルの服を工場のアイドルタイムを使って製造するというこだわり。
ユーザーは値段やデザイン、ブランドだけではなく「その服がどのようにして誕生したのか?」というストーリーが魅力となり購入に繋がる時代になりつつあります。
さいごに
"Rename"が扱う商品は、安売りができないブランドイメージを持つ有名アパレルメーカーであること。それだけ意識の高いブランド品を扱っているので品質は説明するまでもありません。そんな高品質の服を新品の状態で、しかもリーズナブルな価格で購入できるメリットは非常に高く、今後、取り扱うブランド品も増え続けるのではないでしょうか。
▼ 合わせて読みたい